お彼岸とは「自らの心を磨く実践週間」なのです。
お元氣さまでございます。長福寿寺 住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
今日は
彼岸(ひがん)の入り
ですので、「お彼岸」についてお話をさせていただきましょう。
この「お彼岸」の内容は、金運アップ・宝くじ当選にも大変関係がありますので、ぜひご一読下さい。
■お彼岸はいつから、いつまで?
秋のお彼岸は、秋分の日を中日として前後3日ずつを合わせた一週間のことです。
(※23日が中日ですので20日(木)から26日(水)までがお彼岸となります。)
お仏壇に「お萩(はぎ)」や花、故人の好物などをお供えし、ご先祖さまのお墓参りをする習わしです。
ところで、春彼岸に食べる「牡丹餅(ぼたもち)」と、
秋彼岸に食べる「お萩(はぎ)」の違いをご存じですか?
実は同じ食べ物なのですが、
それぞれの季節の花を意識して名前が変えられているのです。
また、春彼岸にお供えする「牡丹餅」には漉し餡(こしあん)を使い、
秋彼岸の「お萩」には粒餡(つぶあん)を使うことが多いようです。
小豆(あずき)には邪気を払う力があると云われ、それが先祖供養と結びついたのです。
■彼岸(ひがん)の起源
それでは、どうしてお彼岸の仏事が始まったのでしょうか?
実は…仏さまの住む極楽浄土が西方にあるため、
太陽が真西に沈む秋分の日は、この世とあの世との行き来が出来る
といわれることから始まったと云われています。
ちなみに「彼岸(ひがん)」とは仏教用語で
《一切の悩みや煩悩を捨て去った悟り》
を意味します。
■彼岸の現代的な意味
つまり現代的に云えば、
「仏さまのありがたい教えを日々の生活に活かす仏教実践週間」
なのです。
僧侶でない方々は、日頃忙しく、なかなか仏道修行ができません。
そこで、彼岸の一週間だけは仏道修行を優先させるのです。
難しい修行はいりません。
①生き物を慈しむ…人間も動物も。
②ご先祖さまを供養する。お墓参りをする。
③今、自分が生きていることに心から感謝する。
この3つを実践していただければ充分です。
この3つを実践することで、あなたの魂レベル(心のレベル)は確実に向上します。
魂レベル(心のレベル)が向上すれば、金運や宝くじ運も同時に高まっていくのです。
ぜひ、この一週間を大切に過ごして下さい。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
今井長秀
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