今井長秀金運アップ&開運への６つの方法 ～その１～ 布施波羅蜜
お元氣さまでございます。長福寿寺 住職の今井長秀（いまい・ちょうしゅう）です。
「金運アップ&開運への６つの方法=六波羅蜜（ろくはらみつ）」の第一番目は
布施波羅蜜（ふせ・はらみつ）
です。
「布施（ふせ）」とは「見返りを求めない施し」「分けへだてなく施す」ことです。
簡単に言えば
相手の良いところを見つけて、笑顔でホメてあげること
です。
これが、金運アップ＆開運への重要なキーワードの１つなります。
もちろん、
「お金を施すこと」もお布施の一つですし、「教えてあげること」や「安心させてあげること」も大切な布施です。
また、『雑宝蔵経』（ぞうほうぞうきょう）というお経には、お金が無くても出来る布施として「無財の七施」（むざいのしちせ）が説かれています。
無財の七施
無財の七施（むざいのしちせ）とは
１．眼施（がんせ）
慈（いつく）しみの眼（まなこ）、優しい目ですべてに接すること。
２．和顔施（わげんせ）
いつも和やかに、おだやかな顔つきをもって人に対することである。
３．愛語施（あいごせ）
やさしい言葉を使うこと。
４．身施（しんせ）
自分の体で奉仕すること。人のいやがる仕事でもよろこんですること。
５．心施（しんせ）
共に喜び、共に悲しむこと。
６．床座施（しょうざせ）
座席をゆずること。下の者に地位をゆずること。
７．房舎施（ぼうしゃせ）
雨や風をしのぐ所を与えてあげること。
があります。
その中でも一番大切なことは…
その中で何よりも大切なことは
相手の良いところを見つけて、笑顔でホメてあげること
です。
人間には、必ず良いところが50％、苦手なところが50％あります。
誰にでも必ず…です。
そのどちらを見るか…で、相手の評価が大きく変わるのです。
でも、ついつい「相手の苦手な所・弱いところ」を見てしまいがち…。
それでは、相手も可愛そうですし、自分も幸せになれません。
私自身も、相手の欠点ばかりを見ていた時期があります。
その頃の私は、
自分が正しい、他人は間違っている
とばかりに、他人の欠点ばかりを見つけ、その人を評価していたのです。
しかし、そのような考え方では、自分自身が苦しく、生きづらくなっていった…そんな経験をしたことがあります。
人間はみんな不完全な生き物です。
相手も不完全ならば、自分も不完全。
不完全な者同士が助け合って生きているのが人間社会です。
ですから、相手の欠点を見るのではなく、
まずは、
相手の良いところを見つけて、ホメてあげる
コレを心掛けて下さい。
まずは
心掛ける
で構いません。
それだけでも、あなたの金運は大きくアップし、開運するのです。
今週は
相手の良いところを見つけて、ホメてあげる
を心掛ける《１週間》にしていただけますと幸いです。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
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