金運をアップさせる[呼吸道]-まとめ編-

金運をアップさせる[呼吸道]-まとめ編-

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はじめに

お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
今回、金運をアップさせる4つの教えの【身】の教え-その2-である「呼吸道」についてお伝えいたします。
 ※その1「掃除」については[こちら]をクリックして下さい。

「呼吸道」…みなさんは、ご自分の呼吸について意識をしたことがありますか?
あまり意識をしていないのではないでしょうか?
でも、「呼吸」ってすごく大切なんですよ。

イライラして人に当たり散らす時
心が何となく不安で落ち着かない時
何をやっても上手くいかない時

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…こんな時は、必ず「呼吸」が浅く、乱れています。

浅くて乱れた呼吸は「心」にも、「身体」にも良くありません。

もちろん、心や身体に不健康であれば、物事が悪い方へ悪い方へと堕ちていき、金運も去っていくことになります。

よく考えてみて下さい。
1日食事をしなくても死にません。洋服を買わなくても、バッグを買わなくても生きていけます。
でも、呼吸は…止めたら死ぬんです。
生きていく上で絶対不可欠な「呼吸」です。

呼吸は命の根源です。

そして、あなた自身の根源のエネルギー(波動)をみなぎらせるために大変重要な役割を担っているのです。

でも…意識して呼吸している人は少ないようです。

そこで今回は、この「呼吸」に注目してみたいと思います。
お釈迦様も「呼吸」の大事さを『大安般守意経』の中で力説しています。

「呼吸」をしっかりと意識をして、ゆったりと深い呼吸をする。

もちろん、一日中は無理かもしれませんが、できるだけ意識をして「ゆったりと深い呼吸」を行うようにしてみましょう。
そうすると、まず、心にゆとりができ、元氣になります。
そして自分自身の能力や根源のエネルギー(波動)を最大限に活かせるようになります。
ぜひ、これからお伝えする「呼吸道」を日常生活の中で採り入れて下さい。

なお、この「呼吸道」も、大きく3つに分かれます。
1番目は「姿勢」、2番目は「深く吐く」、3番目に「乱れた時」です。
順次お伝えしていきたいと思います。
お楽しみに!

金運をアップさせる[呼吸道]-その1.姿勢

呼吸をする時の「姿勢」はとても大切です。
どんなにがんばっても、背中が丸まっていると深くゆったりとした呼吸はできません。
背中が丸まっていると、肺呼吸となり、腹式呼吸(丹田呼吸)ができないからです。
腹式呼吸(丹田呼吸)ができないと、大宇宙からのエネルギーを受け取りにくいのです。

ちなみに、「普段の呼吸」「あらたまっての呼吸」とでは、姿勢が異なります。

普段の呼吸

まずは「普段の呼吸」からお伝えします。
仕事をしたり、掃除をしたり…と何かと多用な毎日です。

そんな日常生活での姿勢は

とにかく背中を丸めないことがポイント

です。

丸まった背中でいくら呼吸しても、すぐに浅い呼吸に戻ってしまいます。
背筋を伸ばして、アゴを引いて下さい。
できれば1.5~2㍍ぐらい先を見るようにします。
そして、からヒモでつるされているように(何となく)すれば、姿勢が良くなり、自然と腹で呼吸ができるようになります。
ただし、その時「」に力が入らないように注意して下さい。

あらたまっての呼吸

次に、「あらたまっての呼吸」です。

これは夜寝る前3分~5分程度行っていただけると良いです。
昼間のストレスも解消し、安眠できること間違いありません。

その際には、イスでも構いませんし、あぐらでも構いません。
ただし、時計メガネなど、身体を締め付けるものは外した方が良いでしょう。
そして、

腰を前に押し出すのがポイント

です。
を目一杯、前に押し出して背筋をしっかりと伸ばします。
後頭部で天上を突き上げるようにして、あごを引きつけ、背骨が一直線になるようにするのです。
その際、両肩はリラックスさせて下さいね。
は半眼(閉じるのでもなく、開いているのでもない)で、前方2~3㍍ぐらいをぼんやりとみるのが良いです。
そして、大宇宙と一体になる…こんな感覚で座ってみて下さい。
これが[呼吸道]における「姿勢」の急所です。

金運をアップさせる[呼吸道]-その2.深く吐く

[呼吸道]の2番目は呼吸の仕方「深く吐く」です。

深呼吸…っていうと、みんな「吸う」ことばかりに気が向くようですが、実は「吐く」ことが大切なんです。

ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと、細く長く口から吐いて、
それから普通に鼻から吸う

…それを繰り返して下さい。

以前にもお話したことがありますが、コップの水の話と同じです。

「泥水」と「清水」の例え話

ここに泥水がタップリと入ったグラスがあるとしましょう。
そのグラスに清水を注いだらどうなりますか?
清らかに水になりますか?
ならないですよね。

泥水と清水が混ぜ合わさり、泥水が薄くなっていくでしょうが、清らかな水になるには…そうとうな時間が掛かります。

でも、どうでしょう。
泥水の入ったグラスを逆さにして、泥水を捨ててしまい、その後に清水を注いだら…。

すぐに清水となりますよね。

これと同じ原理です。
肺の中に空気がいっぱいになっていると、どんなに新しい空気を吸い込んでも、肺の中には汚れた空気が入ったままです。

だから、「まず、はき出す」ことが大切なのです。
それも、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと…。
また、吐いてから吸うことで、「胸呼吸」から「腹呼吸」になります。

丹田呼吸

正式には「丹田呼吸」というのですが、丹田(へその下9㎝ぐらいの処・女性は子宮の辺り)に「」があり、そこから息を吐いているつもりで呼吸をして下さい。
それも、

丹田を意識し、呼吸に心を込めて…。

初めのころは10秒くらいかけて吐き、慣れてきたら15秒~20秒。熟練してきたら30秒以上かけて、ゆるゆると吐き出します。

出し惜しみしないで、思い切って吐ききって下さい。

そうすると、吐いた分だけ新鮮な空気が入ってきます。

長息は長生き。

不健康な人は胸呼吸で、浅く、乱れているのです。
僧侶はお経を読みますが、これが「長く吐く」ことを実践しているのです。

丹田を意識して、大宇宙と一体になる…こんな感覚で「深く吐く」を実践して下さい。

金運をアップさせる[呼吸道]-その3.乱れた時

[呼吸道]の3番目は[乱れた時]についてです。

[呼吸道]の基本は、これまでにお話をした[姿勢][深く吐く]の2つです。

もちろん、専門的に申し上げれば、もっとあるのですが、あまり多くを伝えても、皆さまが混乱するだけだと思います。
まずは、基本である[姿勢]と[深く吐く]を実行して下さい。
この2つだけならば[駅で電車を待っている時][車を運転している時][トイレの中]など、あらたまった場所でなくても、どこでも実行できます。

ただ、どうしても呼吸が乱れてしまうことがあります。
それが走ったり、動いたりしている時ならば問題はないのですが、先ほどご案内した[駅で電車を待っている時]などに「呼吸道」を実行し、それにもかかわらず乱れてしまう時です。

呼吸が乱れてしまう時は

心が乱れている時
何かを考えてしまう時

が多いと思います。

悩み事、苦しいこと、人間関係、追われている仕事内容…などなど。

こんな時には、「呼吸を数えて」下さい。
専門的には「数息観(すそくかん)」といいます。

自分自身の呼吸を数えます。

吐いて→吸って(1回)、吐いて→吸って(2回)、吐いて→吸って(3回)と、このように呼吸を10まで数えるのです。

10まで数えることができれば、心はだいぶ落ち着いてくるでしょう。

心が落ち着いてくれば、自然と呼吸も深くゆっくりになります。

もし、10まで数えても落ち着かない場合には、もう一度1から数え直して下さい。

このように呼吸を数える(数息観)ことによって、いろいろと雑念が思い浮かぶのを払いのけているのです。

人間ですから、雑念が思い浮かぶのは正常です。
でも、その雑念にとらわれてしまうと…心が乱されるのです。

ですから、「雑念」がおこっても、「呼吸を数える」ことに集中し、雑念を追い払うのです。
声を出す必要はありませんで、どこでもできます。
[駅のホーム」でも、[車の中]でも、[トイレ]でも…。

特に、寝る前5分の[呼吸道]はおすすめです。

健康も病気も夜につくられる

といいます。

ですから、心も身体も健康になりたい人は、夜、寝る前に[呼吸道]を行うと良いでしょう。
この時には、声を出して数えて下さい。
声を出す方が呼吸を数える(数息観)に集中しやすくなります。

その際にも、姿勢を正すことをわすれず、また丹田を意識して、大宇宙と一体になる…こんな感覚で座ってみて下さい。

まとめ

私たちは、日常「雑踏」「他人の眼」、そして「自分自身の欲望」によって振り回されています。
これは、私たちが俗世に生きる以上、どうしても避けることができません。

しかし、そのままでは自分を見失い、本来皆さまご自身が持っているたくましい【元氣パワー】【金運パワー】を引き出すことができません。

そこで[呼吸道]を実践し、姿勢をととのえ、呼吸をゆっくり、深く行うことによって、ご自身の本当の素晴らしい力を導き出すことができるのです。

半年も続けていただければ、ご自分の心が 【元氣】になり、【金運パワー】がみなぎってくることが実感できます。
ぜひ、日常生活の中で[呼吸道]を実践して下さい。

[これまでのブログ]
掃除-金運をアップさせる掃除道 (まとめ編)  
金運が逃げる「ゆでがえる」 
「金運アップ」への言葉クセ(3大口ぐせ)-まとめ 
金運アップへの【住職の理念】-必ずお読み下さい-

桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀

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