金運をアップさせる[学びグセ]-まとめ編-
お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
これまで5回に分けて「金運をアップさせる学びグセ」についてお伝えいたしました。
のべ5回にわたりお伝えしたので、忘れてしまった方もお出でになると思います(笑)
そこで、「まとめ編」としてダイジェスト版にてお伝えさせていただきます。
学びグセ
[学びグセ]は、あなた自身の魂レベルを成長させ、幸運を呼び寄せ、金運をアップさせる大変重要なキーワードです。
でも、多くの人は「学びグセ」を身に付けず、または知らないがために、自分の小さな小さな殻(から)に閉じこもり、過去のしがらみにとらわれ、新しいことにチャレンジすることができません。
しかし、我々を取り巻く環境が絶えず変化し続けています。それもドンドンとスピードをあげて…。
その中において、自分だけは変わらない。いつまでも同じ事を続けている…それでは、「変わらない」どころか確実に後退(衰退)してしまうのです。
さて、あらためて質問です。
あなたは金運をアップさせ、運を開き、幸せになりたいですか?
それとも、今の現状に甘えて、金運や幸運が逃げて行ってしまう道を選びますか?
もし、あなたが金運をアップさせ、運を開き、幸せになりたいと願っているならば、あなた自身の潜在能力を引き出し、最大限に高め、魂レベルを向上させていくことが不可欠であり、その源泉が「学びグセ」なのです。
「金運をアップさせる学びグセ」には
1.アンテナを立てる
2.人の話を聴く
3.現場現物現実を直接見に行く
4.スキマ時間の活用法
の4つのポイントがあります。
この4つのポイントは、決して難しいことではありません。
でも、身に付けようという「意志」がなければ絶対に身につきません。
ぜひ、この「学びグセ」を身に付けて、金運・幸運の扉を開いて下さい。
その1.何にでも興味を示す
あなたは町を歩いている時、待ち合わせをしている時、通勤時間に何をしていますか?
ボーとしている
スマフォを見ている
音楽を聞いている
本を読んでいる
…さまざまだと思います。
でも、「金運をアップさせる《学びグセ》」を身に付けたいのならば
何にでも興味を持ち、町を、お店を、歩いている人を観察する
ようにして下さい。
このように何にでも興味を持つことを
アンテナを立てる
と言います。
このアンテナの本数が多ければ多いほど、高ければ高いほど、あなたの金運・幸運はアップします。
そして、アンテナを数多く、高く立てるポイントは[問題意識]を持つことです。
何か役立つことがないか?
もっと良くなる方法はないか?
今、みんながほしがっているモノは何か?
この目的を達成するためにはもっと良い方法はないか?
…と、常に問題意識を持ち続け、町を、店を、人を見ると良いのです。
特にテーマを決めていると、より多くのアンテナが高く高く立ちます。
私も、吉ゾウくんお祭りや紅花フェスティバルなどのテーマを掲げて町を歩いている時は、本当にいろんなモノが目に飛び込んできます。
本屋さんに入った時も同じです。
テーマを持って本屋さんに行くと、ウロウロしているだけで役立つ情報が向こうからやってくるのです。
そのためには、
テーマ、つまり目標を持って毎日を生きる
ことが大切となります。
もちろん、毎日のテーマ(目標)を決めるためには、今年の目標や今月の目標を先に決めるのが本来なのですが、まずは軽い気持ちで「今日のテーマ(目標)」を樹てて下さい。
たとえば
今日一日は笑顔で過ごす…とか、
自分らしさについて考える…とか、
人の良いところを見つける…とか、
流行っている店を探す
…などなど。
何でも良いのです。
今日のテーマ(目標)を持っただけで、アンテナが立ち、何事にも興味が湧いてくるのです。
その積み重ねが「学びグセ」となるのです。
最初から「学びグセ」が身についている人なんていません。
みんな少しずつ問題意識を持つ習慣をつけ、その積み重ねによって「学びグセ」が身につき、金運や幸運が高まっていくのです。
24時間、365日、人生は勉強です。
テーマ(目標)を決め、問題意識を持つかどうかで、人生には天と地ほどの差が出てくるのです。
私は、この「学びグセ」を23歳の時に叩き込まれました。
新卒で入社した会社で、最初に担当したコンサルタント・山形琢也先生によってです。
山形先生は、いつ何時でも「問題意識」を持ち続けている先生でした。
一緒に新幹線で大阪へ移動している時でも、「車窓から見える山や川の名前」「新幹線で一番売れている商品は何か?」などを私に聞くのです。
初めの頃は答えられませんでした。
そんな時に、山形先生に「問題意識を持って、アンテナを立て、すぐに調べる!!」と諭されたものです。
スマフォばかりいじっていたらもったいない。
ぼけーとしているのは時間のムダです。
最高の学びは、日々の生活や仕事の中にあるんです。
その2.人の話を聴く
2つ目のポイントは「人の話を聴く」です。
どうですか?
あなたは人の話を素直な心で聴いていますか?
ほとんどの方は、自分が喋ることが大好きです。
相手の話を遮ってまでも喋り出す人がいるくらいです。
また、聴いているように見えて、実は「次に何を喋ろうか」と、自分の喋ることを考えたりしています。
最悪の場合は、耳にフタをして、人の話を聴きません。
それほど、人の話を素直な心で聴くことは難しいことなんです。
仏さまの教えにもあります。
成功しないための一番重要な要素は「人の話を聴かないこと」、そして「自分の考えにしがみついていること」の2つだと…。
多くの人は、自分の意見を述べている方が「自分を持っている」と勘違いしています。
でも、それは単に「自分の小さなカラに閉じこもり、自分を守っている」に過ぎません。
まずは、耳をふさぐのを止めることです。
人の話に素直な心で耳を傾けることです。
素直に人の話を聴ける人こそ「本当の自分を持っている人」であり、運を切り拓き、金運を最大限に高めることができる人なのです。
素直に人の話しを聴くとは?
では、素直な心で人の話に耳を傾けるとは、どういうことなのでしょうか。
一言でいえば、
先入観を持たずに一度受け入れること。
に尽きます。
人は「自分の価値観」に照らし合わせながら相手の話を聴いています。
そうすると、「その考えは私と違う」とか「この話は知っている」という先入観が邪魔をしがちです。
でも、もし全く同じ話であったとしても、話す人が異なれば視点が異なります。
あなたの今の状況や成長度合いでも得られる内容が異なってきます。
今の自分の中でテーマになっているアンテナが変われば、その話から得られることが変わってくるのは当然です。
それを「自分の意見と違う」「この話は知っている」という先入観を持って聴いてしまうと、耳がふさがれ、せっかくの「学ぶチャンス」を失ってしまうのです。
ぜひ、先入観を持たずに一度受け入れる。否定しない。知ったかぶりをしない。
を心がけて下さい。
なお、人の話を素直に聴いた後には
ありがとうございました。とても勉強になりました。
というと、相手も喜び、さらに素敵なご縁が結ばれることでしょう。
その3.現場現物を見る
さて、質問です。
あなたはリアルな現場・現物を直接見に行くように心がけていますか?
インターネットの発達した昨今では、現地に行かなくても疑似体験が出来ます。
そんな疑似体験や新聞や雑誌の特集記事で情報は充分…と満足していませんか?
もちろん、すべての現場や現物に接することは出来ません。
でも、できるだけ数多くの現場・現物・現実に接するようにしないと…
あなたの「感性」は鈍化してしまいます。
感性が鈍化するということは、魂レベルも鈍化します。
それでは金運も上がりません。
感性で感じる
ちなみに、「考える」というのは、あくまでも頭レベルのことです。
それに対し、現場・現物・現実を見て「感じる」というのは、魂レベル、つまり感性で感じるものです。
机上の空論や評論家が多く、頭レベルで考える人がとにかく多い現代社会ですが、こういう人が大成したり、金運をアップさせることはありません。
感性が磨かれず、魂レベルも高まらないからです。
現場・現物・現実はさまざまなことを教えてくれます。
喜びも、悲しみも、怒りも、苦しみも、現場に行かなければ、本当に深く感じることはできません。
今、何をすればよいのか
自分に必要な行動は何なのか
…現場や現物は厳しく教えてくれるのです。
自信が持てるのは体験したこと
また、本当に自分で自信が持てることは「体験したこと」です。
一度体験したことは、感性が覚えています。
また、アンテナも立っています。
だから、自信をもってチャレンジすることができるのです。
私も月1で異業種訪問しています
私自身、最低月に1回は他の神社仏閣や異業種の会社などを視察しにいくようにしています。
最近伺ったところでは、
神社仏閣で言えば櫻木神社の髙梨宮司、大前恵比寿神社の加藤宮司、成就寺の佐藤大僧正、かえる寺の原口住職に伺い、ご指導いただきました。
異業種では、東伸の藤吉社長、板東太郎の青谷社長、アツミ電氣の小田社長、ドラゴンコンサルティングの五藤社長、モンテールの鈴木社長、海道物産の野地社長など、会社見学をし、その後にいろいろと教えていただきました。
特に、異業種となる会社などは、ドキドキワクワク、とても楽しいです。
先方の経営者に約束を取り、会社見学をし、商品を手に取り、社長から直々に話を聴かせていただく。
本当に学ぶことだらけです。
僧侶だからといって、お寺の世界しか知らないようではダメです。
もっともっと広い世界を、それも直接現場へ出向き、現物を見て、現実にお話を聴いて学ぶのです。
これまでのやり方を頑なに続けるのではなく、過去の成功体験にとらわれるのでもなく、新しい自分を見つけるためには
現場・現物・現実を直接見に行く
ことがとても重要であり、運を切り拓き、金運を高めるための必須条件なのです。
その4.隙間時間の活用法
4つ目は「隙間(スキマ)時間の活用法」についてです。
隙間(スキマ)時間とは…ご存じでしょうか?
待ち合わせの時間や移動時間など、ちょっとした合間のことです。
時間的には、5分、10分、移動時間(通勤時間)としても1時間程度です。
でも、このスキマ時間をいかに有効に使うか…これが人生を大きく左右します。
通勤に片道1時間かかるとしたら往復で2時間、それを週に5日とすると1年で520時間余りの通勤時間となります。
もちろん待ち合わせの5分も同じです。
「ほんの少し」と思っている時間も、積み重ねていくとモノ凄い時間になるのです。
その時間は、スマフォを見て過ごす人にも、寝て過ごす人にも、本を読む人にも、CDで勉強する人にも…同じ時間が流れます。
そのスキマ時間を、どう活用するか。
学びグセを身に付け、金運や幸運を高めるために何をするのが一番なのか…よくよく考えていただきたいと思います。
この活用法は人それぞれなので、何が正しいということはありません。
私のスキマ時間の活用法
私の例で言えば、
・本を読む(必ず本を一冊持ち歩きます)
・仕事の段取りをする(スケジュール表を持ち歩きます)
・人の流れや町の流行のチェックする(メモとペンを持ち歩きます)
・お便りを書く(ハガキとペンを持ち歩きます)
なお、車の場合は宗教や歴史などのCDを聞き、勉強します。
日本経営合理化協会やPHPなどで販売されているCDを購入し、聞くことが多いです。
齋藤一人さんのCDも良く聴きます。
ちなみに私は、「空き時間活用リスト」を作り、常に持ち歩くようにしています。
そうすれば、その空き時間の長さに応じて活用できるからです。
時間は有限
そして、何よりも大切なことは「時間は有限である」ということを肝に銘じることです。
私は僧侶であるため「葬儀」を執り行うことがあります。
葬儀とは、つまり「人の死」に直面します。
「人は必ず死ぬ」という当たり前のことだけど、みんなが忘れていることに日々直面していくのです。
だからこそ、時間の大切さも痛感しています。
20歳代のころ、お師匠の1人である山形琢也先生に良く言われました。
「あと100年したら、ゆっくりと休めるんだから、今は心して精進しなさい!」と…(笑)
ぜひ、隙間(スキマ)時間をムダにせず、学びグセを身に付け、運を切り拓き、金運アップを実現させて下さい。
まとめ
さて、今回は「金運をアップさせる[学びグセ]」の4大ポイントについてお伝えしました。
それぞれ、決して難しいことではありません。
でも…結論としては「やるか、やらないか」です。
また、私の師匠である山形琢也先生の言葉ですが、この言葉を22歳の時に毎日叩き込まれました。
最後に皆さまにお送りして「まとめ」とさせていただきます。
思うだけなら誰でも思う。
差がつくのは、
思うことを徹底して実行する人と、
思うだけでおわってしまう人との
行動力の差で決まる!!
金運アップのために必ず「行動」に移して下さい。
[これまでのブログ]
●「金運アップ」への言葉クセ(3大口ぐせ)-まとめ
●掃除-金運をアップさせる掃除道 (ダイジェスト版)
●金運アップ・金運増大させる10の教え(まとめ編)
●金運をアップさせる[呼吸道]-まとめ編-
●金運アップへの【住職の理念】-必ずお読み下さい-
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
今井長秀
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