金運アップ・金運増大する10の教え(まとめ編)
お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
さて、これまで4回にわたり「金運アップ・金運増大するための10の教え」、そして、その中で特に重要な「言葉についての4つの教え」についてお伝えしました。
ここで「まとめ」として、おさらいをしてみましょう。
■金運アップ・金運増大するための10教え
「金運アップ・金運増大するための10教え」とは、「十善戒(じゅうぜんかい)」のことです。
10のすべてを挙げてみると、
1)不殺生(ふせっしょう)-生きものの生命を“むやみに奪う”ことは止めましょう。
2)不偸盗(ふちゅうとう)-与えられていない他人の財物を盗み取ることは止めましょう。
3)不邪婬(ふじゃいん)-邪(よこしま)な男女の交わりは止めましょう。
4)不妄語(ふもうご)-ウソをついてはいけません。
5)不綺語(ふきご)-誠意のない言葉・美辞麗句は止めましょう。
6)不悪口(ふあっく)-他人の悪口・中傷・陰口を言うことは止めましょう。
7)不両舌(ふりょうぜつ)-他人の仲を裂く言葉を使うのを止めましょう。
8)不慳貪(ふけんどん)-財物などをむさぼり求めるのを止めましょう。
9)不瞋恚(ふしんい)-他人を怒ったり、憎むことを止めましょう。
10)不邪見(ふじゃけん)-間違ったモノの見方をあらためましょう。
の10項目です。
■「言葉」についての4つの教え
その中に、「言葉」についての教えが4つあります。
1つに不妄語(ふもうご)-ウソをついてはいけません
2つに不綺語(ふきご)-誠意のない言葉・美辞麗句は止めましょう。
3つに不悪口(ふあっく)-他人の悪口・中傷・陰口を言うことは止めましょう。
4つに不両舌(ふりょうぜつ)-他人の仲を裂く言葉を使うのを止めましょう。
の4つです。
この「言葉についての4つの教え」を更に詳しくお話しましょう。
【1】ウソをつくと金運が逃げる!!
ウソをつくと金運が逃げる!!
1番目の「妄語(もうご)」とは、ウソをつくことです。
仏教では、ウソをつくことを大変戒(いまし)めています。
そして、ウソをつくと金運が逃げていきます。早足で…(笑)
その大前提は3つ
①ウソは必ずバレる!…(笑)
②ウソをつくと自分自身のエネルギーが激減する。
③ウソをつくと…信用を失います。
ウソは必ずバレる!
まず1つ目の
ウソは必ずバレる!
についてですが、これについて説明する必要があるでしょうか?
多くの人が経験していることではないでしょうか?…(笑)
ウソをつくと、顔に出たり、行動がソワソワしたり、言っていることがおかくしなったり…周りの人には必ずわかるものです。
さらに、ウソにウソを重ねて、さらに“ドツボにはまる”…こんな最悪な状況に陥ったこと、皆さまもあるのではないでしょうか?
バレていないと思っているのは…自分だけ…なんでしょうね。
ウソをつくと自分自身のエネルギーが激減する。
そして2つ目、これは重要です。
ウソをつくと自分自身のエネルギーが激減する。
ということです。
自分のウソは、自分の耳でも聞いていますので、知らず知らずの間に、「自分自身の心を蝕(むしば)んでいく」というマイナス現象をもたらします。
そのようなマイナス現象を続けていくことで、自分自身の中にある素敵なエネルギーが激減していくのです。
とても勿体ないことですね。
あなたの信用を失墜(しっつい)する
最後の3つ目は、1つ目と2つ目の結果、
あなたの信用を失墜(しっつい)する。
ということです。
信用を築くことは大変で、すごい時間がかかるものです。
でも、信用を失うことは…一瞬です。
ウソをバレると…あっ!という間に信用は無くなります。
信用がなくなれば、人が逃げて行きます。
すると、同時に金運も逃げて行ってしまうんです。
金運とは、周りにいる人々によってもたらさせるものだからです。
さて、このように見ていくと、
ウソをつくと金運が逃げる!
ことをご理解いただけたのではないでしょうか。
ウソをつかないと金運がアップする
さて、ここまで「ウソをつくと金運が逃げる」ことについてお伝えしましたが、ここで逆に、ウソをつかいなことで金運がアップすることについてもお知らせしておきましょう。
面白いデータがあります。
これは2013年11月13日の『ほんまでっかTV』という番組の中で、大学教授による研究結果を発表していたものです。
その中で、
『ウソはダメ!』と躾(しつけ)られた子は年収が86万以上高くなる
という研究結果が出たと唱えていました。
『ウソはダメ!』と子どもの時から躾(しつけ)られると、大人になってからのコミュニケーション能力(会話力・常識力)が格段と上がるそうです。
それによって、社会に出てから人に信用され、仕事もスムーズにいき、その結果、年収に差が生まれるのだとか…。
確かに納得できる研究結果ですね。
何はともあれ、ウソはつかないことです。
ウソをつかないことで、自分の心が磨かれる。
それが一番のご利益です。
そして、心が磨かれることで、周りに人が集まり、人が集まれば金運もドンドンと集まってくるのです。
【2】おべっかは悪魔のささやき…言わない、聞かない。
2番目の「綺語(きご)」とは、誠意のない言葉や美辞麗句を使うことについての戒(いましめ)です。
この「綺語」にも2つの教えがあります。
1つは、あなた自身が「綺語(きご)」=誠意のない言葉や美辞麗句を出来るだけ使わない方が金運が逃げませんよ…ということです。
そして2つ目は、あなたが「綺語(きご)」=誠意のない言葉や美辞麗句を言われた時の心はこびです。
おべっかを使わない…ように心がける
まず、あなた自身が誠意のない言葉や美辞麗句を使うことについての教えです。
誠意のない言葉や美辞麗句…「おべっか」ですね。
この「おべっか」を言われて心から喜ぶ人はいません。
相手が本心から言っているのか、言っていないのかは…本人にはわかるものです。
もちろん、言われて調子に乗る人がいますが、そういう人は心が荒(すさ)んでいる証拠です。
近づくと金運パワーを吸い取られてしまいます。
そういうお調子者には、できるだけ近づかないことですね。
でも、仕事上や地域社会ではある程度の社交辞令は必要ではないか?…とお叱りを受けそうですね。
そうです。仕事上や地域社会での社交辞令は必要です。
でも、その社交辞令を友人にまで行う必要はありません。
最近のお子様方は、学校の友人にまで気を遣い、おべっかを言う人が多いと、地元の校長先生から聞きました。
この「おべっか」を使うと、自分自身の心をも荒んでくるのです。
だって…本心ではない言葉を使っているのですから…。自分にウソをついているのですから…。
自分にウソをついて「おべっか」を使い続けていると、深層心理で「自己否定」するようになり、あなた自身の根源の元氣力が失われ、同時に金運パワーも衰えてしまうのです。
ぜひ、「できるだけ」誠意の無い言葉や美辞麗句は使わないように…努力してみましょう。
おべっかを言われた時は要注意
さて、2つ目は、あなた自身が「おべっか」を言われた時の心はこびです。
「おべっか」を言われて、有頂天になり、慢心し、調子に乗って、足下をすくわれた例には枚挙にいとまがありません。
でも、自分の心が荒んでいたり、自分に自信がないと…ついつい嬉しくなってしまう悪魔の言葉なんです。
特に人の上に立つ者は要注意です。
甘言によって身を滅ぼさないように、自分自身を諫(いさ)めて下さい。
おべっかは…言わない、聞かない。
どうか、綺語(誠意のない言葉・美辞麗句・おべっか)は、自分自身でも使うことを控え、かつ、あなた自身に対して言われた時には、自分で自分を諫め、平常心を保って下さい。
自分自身を見失った時…金運は駆け足で逃げて行きます。
猛ダッシュです(笑)
そして悪魔がやってくるのです。
あなた自身の根源の金運パワーを最大限に引き出すためにも、「綺語は言わない、聞かない」を心がけて下さいね。
【3】人の悪口・陰口を言うと金運が逃げる!
3番目の「悪口(あっく)」とは、他人の悪口・中傷・陰口を言うことについての戒(いましめ)です。
他人の悪口を言ったり、批判したりすることが好きな人…いますよね。
でも、そのような人が金運をアップさせることは絶対にできません。
もちろん、幸せになることも決してありません。
なぜでしょうか?
その理由は3つあります。
あなたの中の光り玉が輝きを失う
1つ目の理由は、あなたの心の中にある「光り玉」が輝きを失ってしまうからです。
あなたの心の中には、光輝く光り玉(仏さま)が必ずあります。
誰にでも、必ず。
でも、他人の悪口を言ったり、陰口を言うとその「光り玉」の周りに「毒」がへばり付いていくのです。
悪口や陰口は、他人が不幸になることを望んでいる言葉です。
そういう言葉を仏教では「三毒(さんどく)」といい、この毒が「光り玉」の周りにへばり付くのです。
そうすると、せっかく元々持っていた「光り玉」の光りを表に発することができなくなってしまうのです。
それが、皆さんの金運が逃げて行き、不幸になる原因なんです。
だから、人の悪口や中傷、陰口は言わない方が良いのです。
詳しくは、以前に書いたブログがありますので、ご覧下さい。→[ブログ]
鏡の法則
もう1つ、悪口を言わない方が良い理由があります。
実は…自分では気分良く悪口を言っているつもりでも、その悪口は相手の魂に伝わり、同じようにあなたも悪口を言われてしまうのです。
悪口は必ず伝わります。
もちろん、「アノ人があなたの悪口を言っていたよ」と回りまわって伝わることもあるでしょう。
でも、それ以上に「言霊(ことだま)」は、相手の魂へと伝わるものです。
直接聞いていなくても…。
そして、自分も相手の人が嫌いになり、相手の人もあなたのことを嫌いになる…これを「鏡の法則」と言います。
また、周りで聞いていた人も、「もしかしたら、私の悪口も陰で言っているかも…」と不信を抱きます。
こうして人間関係がスムーズにいかなり、お金にも嫌われてしまうのです。
なぜならば、人に愛される人のところへお金は集まる性質を持っているからです。
「私が正しい」と思っているうちは、上手くいかない
自分の欠点には気がつかないが、他人の欠点はすごく気になる。
人間とは、そういう性癖を持っています。
誰でも…。
だから、ともすれば人の悪口をいうことになります。
でも、「自分が正しい」と思っているうちは、なかなか上手くいきません。
自分のカラに閉じこもっているから…。
お陰さまの気持ちを忘れているから…。
逆に「自分が間違っているのではないか?」と思うぐらいに考えると、いくらでも道が拓けるものです。
他人ではなく、自分が悪いと思い、自分を見つめ直すことが、幸せへの道であり、金運アップの秘訣でもあるのです。
まとめ
以上、「悪口・中傷・陰口を言うと金運が逃げていく」というお話をしました。
人の悪口や陰口をいうのは「心のクセ」「人間の本性」なのかもしれません。
でも、あなたは大丈夫。
この3つの因果を知ったならば、決して悪口をいうことが無くなるでしょう。
悪口や陰口を言わないくなれば…お金に好かれる土壌ができます。
ぜひ、心がけて下さい。
【4】二枚舌は自らを地獄に落とし込む
第4番目は、「両舌(りょうぜつ)」、二枚舌ともいわれ、2人に対して異なったことを言い、2人を仲違いさせることです。
片方の人には
ねえねえ、アノ人ね。あなたの前では調子のいいこと言っているけど、
他の人の前ではあなたの悪口を言ってるいるのよ。
と言い、もう1人に対しても同じように告げ口します。
言われた2人は、何となく気になり、お互い気まずい雰囲気…。
それからお互いが疑心暗鬼となり、告げ口を信じ込み、本当に仲が悪くなってしまう。
作り話のような話ですが、現実にはよくあることです。
特にSNSが普及している今の時代、直接このような告げ口をしなくとも、SNSを通じて両舌(二枚舌)をすることが容易となり、気軽に、おもしろ半分でする人も多いようです。
でも、あなたが本当に金運をアップさせたいならば、他の誰かを仲違いさせ、不幸にしてはいけません。
実は、自らがお金持ちになるコツの1つに
誰かを幸せにしてあげること
というのがあります。
パワーが自分に向けられ、自分のことしか考えていない時には、決して自分本来の力が出ません。
他人に対してパワーを向けるからこそ、他人の幸せを願うからこそ、あなた本来の無限のパワーが出てくるのです。
つまり、他人を不幸に落とし込もうとしている間は、あなたの根源の力を発揮させることができず、幸せにもなれず、金運がアップすることはありません。
絶対に…。
ぜひ、両舌(二枚舌)を使って、他人の仲を裂くのではなく、人を幸せに導くように心がけて下さい。
そうすれば、自然とあなたのフトコロにお金が入ってきて、幸せになることができるのです。
【総まとめ】
「うそ」「おべっか」「悪口」「二枚舌」を使うと金運が逃げていく
これまで「うそ」「おべっか」「悪口」「二枚舌」の4つの言葉についての教えをお伝えしてきました。
この4つの言葉を使うと、あなたから金運が逃げていってしまうのです。
金運だけではなく、人も逃げていき、幸せも逃げていくのです。
どうか、この4つの言葉「うそ」「おべっか」「悪口」「二枚舌」を使わないように《心がけて》下さい。
それだけで、あなたの中の金運パワーがみなぎってきますよ。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
[これまでのブログ記事]
●金運アップ・金運増大するための10の教え
●金運アップへの【住職の理念】
●金運アップの最重要な秘訣-金運アップは元氣に生きる源
今井長秀
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