悩める息子へ
お元氣さまでございます。長福寿寺 住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
今日ご紹介する「手紙」は、私が息子に対して書いたものです。
息子は大学生のため、東京で独り暮らしをしています。
その中で、学業のこと、バイトのこと、人間関係などで、ずいぶんと悩んでいました。
その姿を見るに見かねて手紙を書きました。
同じような悩みを持つ親御様のために、今回お話させていただきます。
悩める息子への手紙
我が息子よ、いろいろと悩んでいるようですね。
ま、青春真っ直中ですのので、大いに悩み、考えることも良いでしょう。
君の人生は、君のモノです。
ですから、親である私たちも、最終的に君が決めたことは尊重します。
ただ、3つだけアドバイス
1.道はいくつも存在する
道は決して1つではありません。
「これでなければダメ」と決めつけるのではなく、いろんなことにチャレンジして、いろんな経験を積むことが大切です。
特に20代は…。
2.自分で切り拓かなければ何も成し遂げることはできない
自分の長所・才能・性格を知った上で、自ら行動し、自ら切り拓いていかなければ、何も生まれません。
何かを成し遂げることはできません。
決して逃げてはいけないのです。「逃げグセ」がついた人間は…一生逃げ続けることになります。
3.自分が何をしたいのか、何が向いているのかを見極める
そのためには「書き出すこと」です。
昨晩に伝えたように、ノートを1冊用意し、何でも良いから「思い浮かぶこと」「やってみたいこと」「自分の性格について」などなど…とにかく書き出してみるのです。
「書く」ことによって、問題点や未来像が明らかになってくるでしょう。
ぜひ、お試しあれ!
一番重要なこと
そして、最後に一番重要なこと…
何事も、行動しなければ、変わらない!
ということです。
何かを成し得ようとするならば、自ら考え、自ら行動するしかないのです。
そして、何かあったらいつでも頼りなさい。
子どもが最高の人生を築けるようにサポートするのが親の役目なのですから。
父より
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
今井長秀
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