素敵な本を2冊ご紹介します。
№1-『後継社長の実務と戦略』
著者-牟田太陽氏
お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
初詣・節分が終わり、時間に余裕ができたので、やっと本が読めるようになりました(笑)
楽しみにとっておいた2冊の本を読み、大変感銘を受けましたので、折角だからご紹介させていただきます。
1冊目は『後継社長の実務と戦略』です。
著者は牟田太陽氏。
私が10年間勤務した日本経営合理化協会の専務理事で、今年9月に理事長としてトップに就任する予定の方です。
太陽さんも、創業者である牟田学氏の後継者として生まれ、育ち、いろいろな体験をしてきました。
また、コンサルタントという仕事柄、多くの方から後継問題についての相談を受けます。
その生々しい話と解決策が、とてもわかりやすく説かれています。
ぜひ、
●後継者の方
●会社を継いで間もない方、そして、
●もうすぐ跡を継がせようと考えている親御さん
は読んで下さい。
なお、この本の中で長福寿寺のことも紹介されています。
内容は以下の通りです。
本の内容(長福寿寺の箇所)
千葉にある長福寿寺というお寺の話だ。
今の住職の今井長秀氏は、日本経営合理化協会で10年間修行した後、後継者としてお寺に帰っていった。
お寺も経営(※)なのだ。
しかし、戻った時には価値観がまったく異なっていてギャップに苦しんだと聞く。
一番といっていいほど保守的な業界だ。
当たり前といえば当たり前だ。そして考えた。
「お寺というと、死んでからお世話になるというイメージがあるが、それを何とか払拭できないものか」
「生きている人を幸福にする場所へと変えられないのか」
悩んで悩んで悩んだ末に、彼は「この寺を、仏教のディズニーランドにする」と、とてつもない理念を掲げた。
しかし、一度腹を決めてしまえば、後はやり続けるだけだ。
春夏秋冬でイベントを行い、集客をした。
お寺の伝説を元に吉ゾウくんというキャラクター的な仏さまも復活させた。
本堂の前には、巨大な2頭のゾウの石像が設置され、そのゾウの足を撫でると願いが叶うということだ。
「願いを叶える吉ゾウくん」として大きく人々に知らしめた。
始めた頃は否定的な意見が多かったという。
しかし、どんな商品でも、事業でも、始めたばかりでいきなりヒットするなんてことは、まずない。
やり続けることで、長福寿寺は徐々に「人が集まる場所」になっていった。
年間3.000人だった参拝者は、現在15万人。
境内にある掲示板には、日々いろいろな人が書き込みをしていく。
「新しい家族ができました。ありがとうございます。」
「子宮内膜症が良い方向に、そして赤ちゃんを授かりました。」
「足の痛いのが治りました。」
「息子が大学に合格しました。」
などの声が寄せられている。
つい先日には「テレビで紹介されるまでになった」と嬉しそうに住職から連絡があった。
住職より
私の理念や目標を良く理解して下さる希有な経営者です。
寺院というと、どうしても「葬式や法事を行うところ」という固定観念があり、それ以外のことを行うと反発があるものです。
でも、太陽さんやお参りに来て下さる方、そして総代さんなどの力を借りて、長福寿寺は大きく羽ばたくことができました。
本当にありがとうございました。
なお、この本の中で太陽さんが「事業の繁栄も、衰退も、理念とそれを実現する戦略に掛かっている。」と述べているが、これは常々私が話している「高い、高い目標を樹てること」と「行動しなければ何も変わらない」に通じることだと思います。
(参考ブログ)
◆高い目標を樹てると金運がアップする!
◆行動しなければ《金運》はアップしない!
※経営-経済を営むこと。経済とは「世を経(おさ)め、民を済(すく)う」のことです。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
今井長秀
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