金運をアップさせる秘訣-[赦し(ゆるし)]№3
お元氣さまでございます。長福寿寺の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
今日は、[金運をアップさせる4つの教え]の第3番目[意(心はこび)]、その3である[赦し(ゆるし)]の3回目です。
先週の宿題…あなた自身が[赦し(ゆるし)]について考える…は、しっかりと考えていただけましか?
先週も申し上げました通り、あなた自身が真剣に[赦し(ゆるし)]について考える行為そのものが、あなたの霊性(魂レベル)を高め、金運・幸運をアップさせるのです。
ぜひ、あなた自身で「赦し(ゆるし)」について考えてみましょう。
さて、今日は私なりの仏教的な「赦し(ゆるし)」についてお話をさせていただきます。
…と、その前にもう一度おさらいとして経典(仏さまの教え)を見てみましょう。
■仏さまの教え(経典)より
怨(うら)みに対して怨みで対応している限り、怨みが尽きることはありません。
怨みに対して寛容の心、慈悲の心で対応すれば相手の怨念も無くなり、穏やかな関係を築くことができるのです。
まずは、こちら側から[赦す(ゆるす)]を持って歩み寄って下さい。(法句経)
「あいつが私のことをこう罵(ののし)った」「彼が私の悪口を言っている」
…このように他人の言ったことに腹を立て、恨みをもつのが私たちの苦しみの原因となるのです。
このように乱れた心を捨て、相手を[赦す心(ゆるす心)]を持って下さい。(法句経)
■赦す(ゆるす)ために、どうすれば良いか
他人を赦す(ゆるす)と言っても、最初から全てを赦すことは難しいですね。
現実としては…
そこで、まず「赦(ゆる)します」という言葉を発して下さい。
言葉にするだけでいいんです。
私は(人の名前)を赦します。
と言い続けていると、本当に赦せるようになるから不思議です。
■私の体験
これは私自身の体験ですが、本当にあったお話をします。
私どものお檀家さんで、Aさんという方がいます。
そのAさん、何かにつけて寺に文句を言ってくる「文句屋さん」でした。
ですから、私も腹が立って仕方がありませんでした。
しかし、お師匠様に教わり、「私はAさんを赦します」と言い続けたんです。
すると、いつの間にか怒りが収まってきました。
さらに、私の怒りが収まると、Aさんへの私の態度も優しくなるのでしょうか。
いつの間にか、Aさんと仲良くお話できるようになったではありませんか。
ぜひ、みなさんも「私は○○を赦します」と口に出して言い続けて下さい。
怨みや怒り・憎しみの心が取り除かれ、必ずや良い方向へと導いていただけることでしょう。
もう一度申し上げます。
怨みや怒りに身を任せていたのでは、あなたの霊性(魂レベル)を高めることが出来ません。
「赦しの心(ゆるしの心)」を持つことが、あなたの霊性(魂レベル)を高め、金運アップ・幸運アップさせるために不可欠なのです。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
今井長秀
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