不安になったら「書き出して」みてください。
お元氣さまでございます。長福寿寺 第56世住職の今井長秀(いまい・ちょうしゅう)です。
本来ならば、「言葉についての教え」の第2番目である「綺語(きご)」についてのお話をさせていただくところなのですが、今日から
が始まり、大勢の方がご来山されているため、ブログを書いている余裕がありません。
大変申し訳ありません。
そこで、平成22年2月に長福寿寺のHPにてご紹介させていただいた
「不安になったら書き出してみてください。」
という内容をお話しさせていただきます。
直接は金運アップに繋がらないかもしれませんが、借金に苦しんでいる方、人間関係に悩んでいる方のお役に立てたらと思います。ご了承ください。
不安になったら「書き出して」みてください。
時々、漠然とした不安に襲われることがあります。何が不安なのかもハッキリとせず、どこから手を付けて良いのかわからないこともあります。さらには、いくつもの不安が次々と頭に浮かんできて、潰されそうになる時もあります。
もちろん人間は生きている限り悩みが必ずついて回ります。
しかし、その悩みから逃げてしまうと、ますます悩みが大きくなり、不安が積み重なっていってしまうものなのです。
…でも漠然とした不安はイヤなものですよね。
そこで…
まず手始めに、
頭に浮かんだことをそのまま書き出してみて下さい。
不安に感じていることはもちろん、不安とは関係ないように思えることでも、ちょっと心に引っかかっていることなどを思いつくままに書き出すのです。
断片的でも構いません。形にとらわれることなく自由に書き出し見てください。
最初は慣れないかもしれませんが、次第に自然にできるようになってきます。
書くだけでスッキリとしてしまうこともありますし、また、書いた後3日間ぐらい放置し、書き出したものを読み返してみると、自分が考えていたことや、何に不安を感じていたのかが見えてくるようになるものです。
…じつは、「不安な自分」に不安がっていることも多いのですが…。
だから、時間を経ることによって自分が不安に感じていたことを少し冷静にみることもできるようになりますし、どうすれば良いのかも冷静に判断できます。
もちろん、すべての不安が解消されるわけではありませんが、8割以上の悩み事はこれで解決できると云われています。
一度実行してみて下さい。
そして、その悩み事に直接向き合うことで、あなた自身が一歩も二歩も成長していくのではないでしょうか。
桓武天皇勅願寺 長福寿寺 第56世住職 今井長秀
[言葉ぐせ・口ぐせについての教え]
今井長秀
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